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店舗デザインの集客力を強化!動線設計最適化で売上を向上させる戦略を解説!

店舗デザインの集客力を強化!動線設計最適化で売上を向上させる戦略を解説!

店舗の集客力や売上は、商品やサービスの質だけでなく、店舗レイアウトや動線設計によって大きく左右されます。顧客が「自然に動きたくなる」「快適に滞在できる」と感じる店舗空間は、それだけで購買率や滞在時間の向上に繋がります。この記事では、売上アップに貢献する動線設計の基本とレイアウトの工夫を、業種を問わず活用できる形で解説します。

売れる動線設計にこだわった店舗をつくりたい方は、OLLDESIGNにご相談ください。
マーケティングと設計を融合した空間づくりで、成果につながる店舗を実現します。

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店舗デザインにおける動線設計が売上に与える影響とは

店舗運営において、「動線設計」は空間デザイン以上に売上や顧客体験に直結する重要な設計要素です。動線とは、顧客やスタッフが店舗内をどのように移動し、どの場所にとどまり、どこで商品やサービスに触れるかという“流れ”の設計です。導線がスムーズで快適であれば、滞在時間も伸び、結果として購買率が上がるという明確な傾向があります。

店舗設計における“動線”とは?

動線とは、店内における人の動きの流れのことです。特に飲食店や物販店では、顧客の移動ルートを意図的にデザインすることで、商品の見せ方やサービス提供の流れをコントロールできます。

動線は大きく以下の2種類に分かれます。 

動線の種類 説明
顧客動線 顧客が店内を移動する際のルート。入口から商品棚、レジ、出口までの流れ。
スタッフ動線 スタッフが接客・配膳・清掃などを行う際の移動ルート。ホールと厨房、バックヤードとの行き来が主。

 

この2種類の動線が交差せず、それぞれが独立してスムーズに流れることが、快適な店舗運営の基本です。動線が整理されていない店舗では、スタッフと顧客が動きづらくなり、混雑やクレームの原因になりがちです。

売上・滞在時間との関係

動線設計が売上に与える影響は非常に大きく、具体的には以下のような相関が見られます。

  • 滞在時間が長いほど購買率が上がる
  • 店内の見通しが良いと回遊率が上がる
  • 移動しやすい空間はサービス提供もスムーズになり、満足度や再来店率に繋がる

例えば、アパレルショップでは入口から視線を誘導しつつ商品棚に自然に足を運ばせることで、滞在時間が増え、気づかなかった商品にも手が伸びる可能性が高まります。また飲食店では、注文→配膳→会計の流れが効率的に設計されているだけで、回転率が向上し、1日あたりの売上も変わってきます。

つまり、動線は空間の“移動効率”だけでなく、“売上を生み出す仕組み”そのものとして捉える必要があるのです。

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顧客・スタッフの動線を分ける理由

顧客・スタッフの動線を分ける理由

店舗内での“動き”がスムーズであることは、売上だけでなく顧客満足度や業務効率にも大きく影響します。その鍵となるのが、顧客の動線とスタッフの動線を適切に分離する設計です。これを怠ると、混雑・衝突・サービス遅延といったトラブルが頻発し、顧客にもスタッフにもストレスを与えてしまいます。

交差する導線がもたらすトラブル

顧客動線とスタッフ動線が交差してしまうと、次のような問題が起きやすくなります。

  • 商品補充や配膳中にスタッフと顧客がぶつかり、物損や転倒事故が発生するリスクがある
  • 混雑時にスタッフの移動が妨げられ、接客の質やサービス速度が低下する
  • 顧客の視界に厨房作業や配膳準備が入り、雰囲気や印象が損なわれる

とくに飲食店や小売店では、狭い空間に多くの人が移動するため、動線の交錯がストレスの温床になります。安全性とサービス品質を維持するためにも、業務導線と顧客導線は意図的に分けて設計する必要があります

ストレスのない接客環境のつくり方

交差する導線では混雑やサービス遅延が発生しやすく、スタッフも顧客もストレスを感じやすくなります。一方、動線が分かれている設計では、作業効率・安全性・接客の質が向上し、結果として売上アップや再来店につながります。

ストレスのない接客環境をつくるには、スタッフが迷いなく作業できる“最短導線”を設けることが重要です。同時に、顧客にはゆったりと商品を選べる広さと見通しのある導線を確保する必要があります。

そのための設計ポイントを以下に整理します。

  • レジ・厨房・ホールを結ぶ三角導線を意識し、作業効率を最大化
  • 商品陳列棚はスタッフの通路に干渉しないように配置
  • 通路幅は最低でも80〜100cm以上確保し、すれ違いを避ける
  • 配膳や下げ物が多い飲食店では、配膳通路と客席通路を別に設ける

このような工夫により、顧客は自然な流れで商品やサービスにアクセスでき、スタッフは効率よく作業できる快適な空間が実現します。

効果的な動線を実現するレイアウトの考え方

効果的な動線を実現するレイアウトの考え方

店舗の売上や顧客体験を左右する動線設計において、レイアウトの型とその特性を理解することは非常に重要です。顧客がストレスなく店舗内を移動し、商品やサービスと自然に出会える構造をつくるには、動線の型と視線誘導、通路幅などの基本設計を組み合わせる工夫が求められます。

U字・L字・回遊型の違いと特徴

店舗の形状や提供サービスによって、動線の最適なレイアウトは異なります。ここでは代表的な3つの型を比較してみましょう。 

レイアウト型 特徴 向いている店舗例
U字型 入り口から入り、両側を見ながらU字を描くようにレジに戻る設計。動線がコントロールしやすい。 アパレル店、雑貨店
L字型 入り口から片側に導き、商品を見せながらL字型に移動する形式。省スペースでも導線演出が可能。 コンビニ、小型飲食店
回遊型 店内をぐるりと一周できる動線。長時間滞在・発見の多さが魅力。 家電量販店、ショールーム

 

どの型でも共通するのは「視線と足を止めたくなるポイントの配置」が鍵になるという点です。ただ見せるだけではなく、自然と惹かれるように設計することで、動線が生きた導線になります。

視線誘導・通路幅の基本設計

動線を機能させるためには、視線誘導と通路設計の基本ルールを押さえる必要があります。以下のようなポイントを設計段階で意識すると、よりスムーズで快適な動線が実現できます。

  • 視線の先に目的物を配置することで、迷わず動いてもらえる(例:入口からメニュー看板が見える飲食店)
  • 壁面ではなく対角線上に視線を向けさせることで奥行きを感じさせる
  • 通路幅は最低でも80cm以上、理想は100〜120cm確保することで、すれ違いや立ち止まりがストレスにならない
  • 通路を直線でなく少し曲げることで滞在時間を自然に延ばせる

また、目線の先に「商品・案内・光源」など視覚的に注目を集める要素を配置することで、より誘導効果が高まります。

レイアウト設計においては、動きと視線の“セット設計”を意識することが、顧客満足と売上向上の両立に直結するポイントです。

店舗タイプ別に見るレイアウトの工夫

店舗タイプ別に見るレイアウトの工夫

動線設計の考え方は共通する基本がある一方で、業種や提供サービスによって優先すべきポイントは異なります。ここでは、特に店舗数の多い「飲食店」と「物販・サービス店舗」に分けて、店舗タイプごとの最適なレイアウト設計の考え方を紹介します。

飲食店における動線設計のコツ

飲食店では、顧客満足と業務効率を両立するために、厨房・ホール・レジの三点を結ぶスタッフ動線の整理が重要です。また、席配置や注文導線が“自然な流れ”でつながっているかどうかも、滞在の快適さや回転率に大きく影響します。

飲食店における設計のポイント:

  • 入口から席への案内がスムーズになるよう、見通しと誘導ラインを設ける
  • 注文・配膳・下膳の流れを遮らない席配置にする(例:中央に島型テーブルを配置しない)
  • 厨房とホールを最短距離で結ぶバック動線を確保し、スタッフの移動負担を最小限に
  • トイレ・レジへの移動が他の動線と交錯しないようにゾーニングで分離

料理提供のタイミングや接客の質に直接影響するため、スタッフ動線と顧客動線を両方意識した設計が不可欠です。

物販・サービス店舗で意識すべき点

物販店や美容室・整体院などのサービス店舗では、回遊性と視認性が特に重要なポイントになります。顧客が自然に動きながら、商品やサービス情報に触れやすい配置にすることが、購買率や指名率の向上につながります

意識すべきポイントは以下の通りです。

  • 入口から視線の先に“おすすめ商品”や“人気メニュー”を配置し、興味を引く
  • 店内を一周できる回遊導線を意識し、立ち止まるポイント(陳列・鏡・試着室など)を計画的に配置
  • スタッフの移動経路が施術中・接客中の顧客に干渉しないように裏動線の確保
  • POPや案内表示を見やすい高さ・位置に設置し、顧客の行動をサポートする

また、サービス業の場合は「静けさとプライバシー確保」も空間設計の一部として考慮する必要があります。店内の照明や什器配置が導線を邪魔していないかどうかも見直すと良いでしょう。

まとめ

店舗の魅力は、商品やサービスだけでは成り立ちません。顧客が快適に過ごせる空間設計と、スタッフが効率よく動ける動線づくりがあってこそ、集客力と売上は最大化されます。
動線設計を最適化することで、滞在時間が延び、購買チャンスが増え、サービスの質も安定します。これは、あらゆる業種・業態に共通する店舗運営の基本です。

売れる店舗には、必ずといっていいほど“考え抜かれた導線設計”があります。新規開業や改装を検討している場合は、動線を軸にレイアウトを再構築することが、結果として売上アップへの最短ルートとなるでしょう。

 

売れる店舗を設計したい方へ

OLLDESIGNでは、動線設計を軸とした「売れる店舗デザイン」をトータルでサポートしています。
チェーン展開や多店舗経営を見据えた、実用性と収益性を両立する空間づくりをご提案します。

  • 顧客とスタッフ動線の設計に強み
  • 飲食・小売・サービス業など幅広く対応
  • 設計から施工、販促支援までワンストップ
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ABOUT ME
大西 良典
OLLDESIGN株式会社代表・大西良典。設計士として30年以上の経験を持ち、チェーンストア理論を活用した「売れる店舗づくり」の専門家です。これまでに数多くの店舗設計・施工を手がけ、実践的なノウハウと豊富な実績を有します。お客様の課題解決に寄り添い、繁盛店づくりをサポートしています。