店舗を開業・改装する際に気になるのが「設計・内装の費用」。でも調べるほどに疑問が増えていませんか?
- 店舗設計や内装費って、結局いくらかかるの?
- 見積もりってどこをチェックすればいい?
この記事では、店舗設計費用の内訳・相場・交渉のコツまで徹底解説。
開業準備の不安を解消し、予算内で理想の店舗を実現するための具体策をお届けします。
店舗設計・デザインに強い「OLLDESIGN」では、物件調査から設計・施工まで一貫対応可能です。費用のご相談もお気軽にどうぞ。
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店舗設計費用の基本構造を理解しよう
店舗設計費用を正しく把握するためには、どのような項目で構成され、何にコストがかかるのかを理解しておくことが重要です。
店舗設計費用は何で決まる?主要な費用項目

- 設計費・デザイン料:図面作成やコンセプト設計にかかる費用。相場は総工費の5〜15%。
- 内装工事費:床・壁・天井・什器などの仕上げにかかる工事費。デザインの質や素材によって大きく変動します。
- 設備工事費:電気・水道・空調などインフラ部分の工事費。業種によって配管や排気設備などの必要性が異なります。
- 申請・監理費用:建築確認や保健所申請、現場監理などの諸費用も発生します。
これらの費用は、デザインのこだわりや物件の状態により増減するため、全体のバランスを見ながら予算を組む必要があります。
スケルトン・居抜きで大きく変わる費用相場の違い
物件の状態によって、必要な工事内容や費用が大きく変わります。
| 項目 | スケルトン物件 | 居抜き物件 |
| 状態 | 壁や設備がない状態 | 前テナントの内装・設備が残っている |
| 工事内容 | すべての内装・設備工事を一から行う | 状態次第で設備再利用が可能 |
| 設計の自由度 | 高い | 既存のレイアウトに影響されることもある |
| 坪単価の目安 | 20〜40万円/坪 | 10〜25万円/坪 |
| 費用面の注意点 | 工事費用が高くなりがち | 解体費が発生する可能性がある |
既存設備の活用可否は専門的な判断が必要なため、内覧時には設計者の同行をおすすめします。
業種別に見る費用の傾向(飲食店・美容室・小売店)
- 飲食店:厨房・換気設備・グリストラップなどが必要で、設備工事費が高額になる傾向。平均的な設計施工費用は300万〜1,000万円程度。
- 美容室:シャンプー台、給排水、鏡・照明のバランスが重要。デザイン性と機能性の両立が求められます。費用は300万〜800万円前後が一般的。
- 小売店(物販):シンプルな内装が多く、比較的費用を抑えやすい傾向。什器・棚の種類やレイアウト次第で200万〜600万円程度が目安です。
これらの金額はあくまで目安であり、設計のこだわりや空間演出の内容により大きく変動します。複数業者への見積もり依頼が重要です。
店舗の状態や業種に合った設計費用を知りたい方は、「OLLDESIGN」へご相談ください。ご予算に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
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店舗設計の費用相場|設計料・内装工事費の目安
費用相場は、設計料、内装工事費、設備工事費の3つの要素で構成され、依頼する業者やデザインのグレードによって大きく変動します。
設計料(設計事務所・設計施工会社)の相場と考え方
店舗設計にかかる「設計料」は、依頼先の種類や業務範囲によって大きく異なります。
設計事務所の場合
空間デザインに特化し、意匠性の高い空間やブランディングを重視する場合に適しています。設計・図面作成・監理費用として、総工費の10%〜15%程度が相場です。独立した設計者に依頼する場合は、施工会社とのやり取りを施主が行う必要があるため、進行管理の手間がかかる点に注意が必要です。
設計施工会社の場合
設計から施工までを一貫して行うため、コストのバランスや工期管理を重視する人に向いています。設計料は総工費の5〜10%程度であることが多く、施工契約が前提になるケースが一般的です。手離れよく進行できる一方で、デザインの自由度は設計事務所よりやや限定される傾向があります。
設計料は総施工費に比例して算出されるため、予算全体の5〜15%を目安に見積もっておくと良いでしょう。
内装工事費の相場(坪単価・300万〜などの目安)
- シンプルな内装(物販・軽飲食など)
10〜20万円/坪が目安。既存設備を活用し、必要最小限の施工で済む場合に該当します。 - 標準的なデザイン(美容室・カフェなど)
20〜35万円/坪。什器や設備の配置、インテリアをバランスよく整えることが必要です。 - ハイグレードなデザイン(高級サロン・専門店など)
35〜50万円/坪以上。素材や照明、什器の質にこだわるとコストも上がります。
施工面積が広くなると、坪単価がやや下がる傾向もあります。
全体では300万〜1,000万円程度がひとつの目安となり、規模や業種、デザイン方針に応じて調整が可能です。
設備工事費(電気・空調・水回り)で大きく変わる理由
設計料や内装費と比べて見落とされがちなのが、設備工事にかかる費用です。特に飲食店などの業態では、設備工事費が全体予算の中でも大きなウエイトを占めます。
- 電気工事:照明の数・種類・配線の複雑さにより変動。厨房機器や大型冷蔵庫が必要な場合は、高容量の電源工事が発生することもあります。
- 空調設備:店舗面積や天井高によって必要な空調容量が異なり、1台あたり20〜50万円程度のコストがかかることも。ビル設備との兼ね合いも確認が必要です。
- 水回り(給排水・給湯):美容室や飲食店ではシャンプー台や厨房設備が必要となり、排水ピット・グリストラップの設置などで費用が高額になるケースがあります。
こうした設備工事費は、内装仕上げ以上に業種によって差が出るため、最初の段階で詳細なヒアリングと現地調査が重要です。
見積もりで差が出るポイントと注意すべき落とし穴
適正な費用で店舗づくりを進めるには、見積もり内容の精査が非常に重要です。
見積もりに必ず入る項目/抜けやすい項目
《基本的に含まれるべき主な項目》
- 設計料(基本設計、実施設計)
- 内装工事(解体・下地・仕上げ・造作など)
- 設備工事(電気・空調・給排水)
- 各種申請費(消防、建築確認など)
- 現場管理費・諸経費(交通・通信費など含む)
《抜けやすい or 要注意項目》
- ロゴ・サイン・看板
- 什器や家具類(施主支給前提のケースも多い)
- インテリア小物・装飾品
- IT設備(Wi-Fi、POS等)
- オープン時の準備費用(清掃や備品などを含む)
見積もり時には、「何が含まれていて、何が別途か」を明確に把握することが大切です。
追加費用が発生しやすいケースとは
追加費用が発生しやすい主なケース
- 工事中にプラン変更を依頼した場合(レイアウト変更・仕様変更など)
- 物件調査が不十分で、想定外の補修が必要になった場合
- 消防・保健所などの指導により、設計変更や追加工事が必要になった場合
- 床や天井など、既存状態の劣化が激しい場合
- 設備容量不足により、予想以上の工事が必要になった場合
スケルトン物件や築年数が古い物件では、現場解体後に初めて判明する問題が多く、追加費用が発生しやすい傾向にあります。
複数社比較でチェックすべきポイント
比較すべき代表的なチェックポイント
- 設計・施工範囲が明確か(グレーな記載は要注意)
- 見積項目に漏れがないか(サイン、申請費、什器など)
- 同じ仕様の工事内容か(材料・グレードの記載も確認)
- 支払い条件やスケジュール感(着手金・中間金・残金の割合)
- 「別途費用」扱いの項目の内容と金額
単位が「一式」と記載されているものは詳細を必ず確認し、数量・単価が不明瞭な見積もりは避けるようにしましょう。
予算を抑えながら理想の店舗を実現する方法
限られた予算の中で、店舗の魅力や機能性を損なわずに空間を作り上げるには、工夫と判断のバランスが重要です。
費用を抑える設計・素材選びのコツ
費用を抑えるための具体的な設計・素材の工夫
- 間取りのシンプル化:無駄な壁や仕切りを減らし、施工面積や作業時間を削減
- 既存設備の活用:居抜き物件では、既存の厨房・電気・水道などをうまく利用する
- 素材の選定にメリハリを:目立つ部分には質感の良い素材を使用し、見えにくい部分にはコスト重視の資材を採用
- 照明と色彩で空間演出:照明計画や壁紙の色使いで、高級感や広がりを演出
- 什器や家具はセミオーダー・既製品の活用も検討
設計段階で優先順位を明確にし、重要な場所にだけしっかりと費用をかけることが、コストダウンの鍵です。
やってはいけないコスト削減
コスト削減で避けるべき主な例
- 安価な設備の導入:空調や照明などを安価なもので済ませると、光熱費が高くつく・故障しやすいなどの問題が発生
- 法令を無視した設計:消防・衛生・バリアフリーなど、法規制を軽視すると開業が遅れる可能性あり
- デザインの質を極端に下げる:内装の仕上げを削りすぎると、店舗の印象が悪くなり来店率に影響
- 安易なDIY:施工経験がない状態でのDIYは仕上がりの粗さや事故の原因になる
安くすることばかりに意識を向けるのではなく、将来的な費用やリスクを考慮して「必要な部分には投資する」判断が求められます。
いい業者を選ぶための相談・依頼のコツ
信頼できる業者を見極めるポイント
- 初回のヒアリングで要望を丁寧に聞いてくれるか
- 費用の根拠や内訳を明確に説明できるか
- 過去の実績が、希望する店舗のイメージと近いか
- レスポンスのスピードや丁寧さがあるか
- 設計と施工の連携体制が整っているか(設計施工一貫型など)
業者との打ち合わせ時には、できるだけ具体的なイメージや優先順位を伝えることで、的確な提案が受けやすくなります。
店舗設計費用の事例とシミュレーション
実際の業態別にかかる店舗設計費用を見てみると、業種や物件の状態、設備の有無によって大きく変動することが分かります。
飲食店の事例(スケルトン・居抜きの比較)
スケルトン物件の例(30坪・飲食店)
- 設計料:約60〜100万円
- 内装工事費:1,000万〜1,200万円(坪単価 約35〜40万円)
- 設備工事(厨房・排気・給排水・電気):300万〜400万円
- 総施工費:約1,400万円
居抜き物件の例(30坪・飲食店)
- 設計料:約30〜50万円
- 内装工事費:400万〜600万円(部分改装中心)
- 設備工事:既存利用が中心で100万〜200万円
- 総施工費:600万〜900万円
スケルトンは自由設計ができる反面、一から全ての工事が必要となるため高額になりがちです。一方で居抜き物件では既存設備を流用することでコストを抑えられるのが大きなメリットです。
美容室の事例(設備費が高くなる理由)
美容室は、内装の自由度が高い一方で、給湯・給排水・電気容量の確保といった設備工事の費用がかさみやすい業態です。
美容室(20坪)の費用イメージ
- 総施工費:約1,000万円
(設計料:40〜60万円、内装工事費:600〜800万円、設備工事・什器類含む)
美容室はシャンプー台の数によって配管工事が複雑化し、電気・水回りに多くのコストが発生します。費用を抑えたい場合は、設備数や仕様の見直しが効果的です。
小売店の事例(レイアウトと什器の費用構成)
小売店は商品の見せ方が売上に直結するため、什器や照明などのディスプレイ要素にコストが集中する傾向があります。
小売店(25坪)の費用イメージ
- 総施工費:800万〜1,100万円
(設計料:30〜50万円、内装・什器・照明設計を含む)
特に什器のデザイン性や配置の工夫が空間価値を左右するため、照明との一体的な設計が求められます。汎用品とオーダー什器の組み合わせで、コスト調整も可能です。
まとめ
店舗設計費用は「設計料」「内装工事費」「設備費」など多岐にわたります。
スケルトン・居抜きの違いや業種別の傾向を把握することで、予算にメリハリを持たせることが可能です。
また、見積もりや業者選定を丁寧に進めることが、無駄なコストを防ぎ、理想の実現につながります。
費用・デザイン・施工のバランスを見極め、信頼できる業者を選ぶことが成功の鍵です。
理想の空間を形にしたい方、予算内で妥協せずに店舗をつくりたい方は、戦略的な設計を得意とするOLLDESIGNへ。
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