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店舗デザイン

店舗デザインで客単価アップ!売上を劇的に変える空間設計

店舗デザインで客単価アップ!売上を劇的に変える 空間設計のアイキャッチ

店舗デザインは、顧客の心理や購買行動に影響を与える強力な経営戦略のひとつです。空間の雰囲気や内装、レイアウトの工夫次第で、滞在時間や注文数が変わり、結果として客単価や売上アップに直結する可能性があります。本記事では、売上に貢献する空間設計の具体的なポイントを解説します。

客単価アップにつながる店舗デザインの考え方

客単価アップにつながる店舗デザインの考え方のイメージ画像店舗デザインは、空間の美しさや雰囲気を整えるだけではなく、顧客の行動や心理に影響を与え、自然と客単価を高める役割を果たします。見た目の良さだけでなく、顧客の「過ごし方」や「感じ方」を設計することが、売上を左右する鍵となるのです。

顧客心理と空間設計の関係性

顧客は空間の印象によって、無意識に「店の価値」や「価格の妥当性」を判断しています。高級感や清潔感のある空間は、価格が多少高くても納得してもらいやすく、追加注文やサービス利用に繋がる傾向があります。

空間が与える心理的効果の一例

  • 統一感あるデザインは信頼感や安心感を与える
  • 高級感ある内装は商品・サービスの価値を高める
  • 温かみのある照明はリラックスを促し、長時間滞在を誘導する

このように、空間設計は顧客の滞在時間、購買判断、満足度すべてに関わる重要な要素であるといえます。

「滞在時間」と「購入率」に影響する要素とは

客単価を上げるには、滞在時間を延ばし、追加注文や高単価商品の購入を自然に促すことが効果的です。これには、空間そのものに「過ごしやすさ」と「居心地の良さ」を感じさせる仕掛けが必要です。

客単価に影響を与える具体的要素

  • 座席の配置と距離感:パーソナルスペースが確保されていると長居しやすい
  • 音・香り・照明の演出:五感に訴える空間は滞在の快適性を高める
  • 視線の導線:商品やメニューへの視認性を高め、購入率アップにつながる

また、混雑感のない店内や丁寧な接客が、サービス全体の価値を押し上げる効果もあります。空間設計は、単なる装飾ではなく、客単価を引き上げるための「心理設計」であることを意識する必要があります

内装・素材選びで空間価値を高める

内装・素材選びで空間価値を高めるのイメージ画像店舗の印象は、内装や素材の選び方によって大きく左右されます。高級感や清潔感、落ち着きといった印象は、顧客の購買意欲やサービスへの満足度に直結し、結果として客単価を引き上げる効果を持ちます。ここでは、空間価値を高める内装の考え方を見ていきましょう。

高級感を演出する内装と配色の工夫

高級感のある空間は、「質の高いサービスを受けられそう」という心理的印象を生み出し、顧客が価格に対して寛容になる傾向があります。過剰な装飾ではなく、色彩や素材のトーンを揃えることで、洗練された印象を与えることが可能です。

高級感を演出する配色・内装のポイント

  • ダークトーンの配色(黒・ネイビー・深いブラウンなど)で落ち着きと品格を演出
  • 間接照明やスポットライトで空間に陰影を加え、雰囲気を強調
  • 装飾は最小限に、質の良い素材で空間に余白を持たせる

このように、配色とライティングの組み合わせで、価格帯に見合った空間価値を視覚的に伝えることができます。

床・壁・什器などの素材が与える印象の違い

店舗の中でも面積の大きい床や壁は、素材の選定によって空間の印象が大きく変化します。
また、テーブルや椅子などの什器も、顧客との接点として「触感や質感」による印象形成に重要な役割を果たします。

素材選定で意識すべきポイント

  • 木材(無垢材など):温かみと自然な雰囲気。カフェやナチュラル志向の空間に最適
  • 石材・タイル:重厚感と高級感を演出。レストランやサロンに適す
  • メタル・ガラス素材:現代的でクールな印象。トレンド感や非日常感を強調したい空間に

これらの素材は、見た目だけでなく、肌に触れたときの感覚や音の響きまで含めて、店舗の「体験価値」を構成する要素です。

以下に、代表的な内装素材について、メリット・デメリットを比較形式で整理しました。

素材別|メリット・デメリット比較表

素材 メリット デメリット
木材 自然な温かみ・柔らかさがあり、居心地の良い印象を与える 傷や汚れに弱く、定期的なメンテナンスが必要
石材/タイル 高級感・重厚感を演出でき、耐久性も高い 硬質で冷たい印象になりやすく、滑りやすい場合がある
金属素材 スタイリッシュで現代的な雰囲気に。直線的なデザインとの相性が良い 音が反響しやすく、冷たく無機質な印象を与えることがある
ガラス素材 光を通すことで空間を広く見せられ、透明感・開放感を出せる 割れやすく安全面の配慮が必要。指紋や汚れが目立ちやすい

「視覚」+「触覚」で伝える素材の選び方は、空間全体の体験価値を引き上げ、顧客の心理に訴える力を持ちます。
業種やブランドイメージに合わせた素材設計は、単価向上にもつながる重要な判断要素です。

床・壁・什器などの素材が与える印象の違い

店舗の中でも面積の大きい床や壁は、素材の選定によって空間の印象が大きく変化します。また、テーブルや椅子などの什器も、顧客との接点として「触感や質感」による印象形成に重要な役割を果たします。

素材選定で意識すべきポイント

  • 木材(無垢材など):温かみと自然な雰囲気。カフェやナチュラル志向の空間に最適
  • 石材・タイル:重厚感と高級感を演出。レストランやサロンに適す
  • メタル・ガラス素材:現代的でクールな印象。トレンド感や非日常感を強調したい空間に

「視覚」+「触覚」で伝える素材の選び方は、空間全体の体験価値を引き上げ、顧客の心理に訴える力を持ちます。

売上に繋がるレイアウトと動線設計

売上に繋がるレイアウトと動線設計のイメージ画像店舗のレイアウトや動線は、顧客の移動や視線、行動を自然に誘導する重要な要素です。売上を伸ばすためには、商品やサービスが見つけやすく、滞在しやすいレイアウトを意識して設計することが大切です。「どこに何を配置するか」が、客単価の向上に直結することを忘れてはいけません。

追加購入を促す動線・席配置の基本

動線とは、顧客が店内でどのように移動するかのルートを指します。計算された動線は、自然と商品の前を通過させたり、メニューを目に入れたりすることで追加注文を誘導します

効果的な動線・配置設計のコツ

  • 入口からレジ・座席・商品棚までの流れを一方通行にせず、回遊性を持たせる
  • カウンター席やテーブル席の間に情報を掲示し、注文機会を増やす
  • 混雑を避けるゆとりある席配置で、滞在意欲を維持する

さらに、会計前に商品が目に入りやすい場所にプラスワン商品を配置するなどの工夫も、客単価アップに効果的です。

店内の滞在ゾーンと視線誘導のポイント

店舗内には、長時間滞在しやすい場所とそうでない場所が自然と生まれます。この「滞在ゾーン」を意図的に設計し、そこに高単価商品やサービス情報を配置することで、購買行動を促進できます

視線と滞在を意識した設計方法

  • 着席後、視線の先にメニューやおすすめ情報が見える位置に配置する
  • 照明や色使いで空間に「視覚的なリズム」を生むことで、注目箇所をコントロール
  • 滞在時間が長くなる場所には快適な椅子・テーブルを配置し、滞在を後押しする

視線の動きと行動心理をデザインに反映させることで、店舗は“売れる空間”へと進化します。

照明・音・香りによる感覚的演出の効果

照明・音・香りによる感覚的演出の効果のイメージ画像売上を伸ばす店舗には共通して、五感を通じて顧客の感情に訴える空間演出が施されています。中でも、照明・音・香りは顧客の「印象形成」と「心理的快適さ」に直結する要素です。無意識のうちに心地よさを感じさせることで、滞在時間を自然に延ばし、客単価アップに繋げることができます。

照明の明暗でコントロールする心理的距離

照明の使い方ひとつで、空間の印象や顧客との距離感が変化します。明るすぎる照明は緊張感を与え、逆に暗すぎる照明は不安を感じさせてしまう可能性があるため、業種やコンセプトに応じた適切なバランスが重要です。

照明による心理効果の例

  • 温かみのある間接照明:安心感を与え、リラックスして長時間過ごしやすい
  • スポットライトの活用:メニューや商品に注目を集める
  • 明暗のコントラスト:空間に奥行きと高級感を演出

特に飲食店では、テーブルごとの照度を調整することで、パーソナルな空間を感じさせ、居心地の良さを演出できます。

五感に訴える空間で特別感を与える工夫

音や香りも、顧客体験の質を大きく左右する重要な要素です。空間に「感情の記憶」を残す仕掛けとして、視覚以外の演出も戦略的に取り入れる必要があります。

感覚演出の具体例

  • BGMのテンポと音量を時間帯によって変えることで、活気や落ち着きをコントロール
  • 香りのブランディング(アロマディフューザーなど)で、印象に残る空間を形成
  • 静かな空間とBGMのバランスで、高価格帯商品の購入心理を刺激

これらの工夫は、「また来たい」と思わせる記憶を顧客の中に残し、リピーターの獲得や口コミ効果にもつながります。

商品・サービスを魅せる見せ方の工夫

商品・サービスを魅せる見せ方の工夫のイメージ画像商品やサービスの本来の価値を適切に伝えるためには、「どのように見せるか」が極めて重要です。視覚や印象の演出を通じて顧客に価値を感じさせることで、価格への納得感や追加注文の可能性が高まり、客単価の向上につながります。

メニュー・価格表示で価値を高める方法

メニュー表や価格の見せ方は、顧客の購買判断に大きく影響します。安さを強調するよりも、「価値に見合う価格である」と納得させる表現と配置が重要です。

価格演出の工夫

  • 視線が最初に向かう位置に、高単価商品を配置する
  • 商品名に具体性やこだわりを持たせて質感・特別感を演出する
  • 価格を目立たせず、サービスや素材の情報にフォーカスする

たとえば、「オムライス 1,200円」よりも「国産卵とデミグラスソースの特製オムライス」など、内容の魅力を強調することで価格への抵抗感が薄れます。

限定感・特別感を演出して単価を引き上げる

人は「今だけ」「ここだけ」という言葉に弱く、限定性の演出は購買意欲を刺激する強力な要素です。これを店舗デザインやサービスに取り入れることで、自然と高単価商品を選びたくなる心理を生み出せます。

限定感を演出する方法

  • 「本日限定」「期間限定」などのPOPや黒板メニューを活用する
  • 高価格帯メニューは別枠で紹介し、特別な位置づけとして見せる
  • サービス面でも、「数量限定」「予約優先」などの仕組みを加える

また、照明や色使いで特別感を視覚的に演出することも効果的です。たとえば、スポットライトで照らした席でのみ提供される限定コースなどは、価格以上の体験価値を感じさせ、客単価の上昇を後押しします。

まとめ

客単価アップを目指す店舗デザインには、単におしゃれな空間を作るだけでなく、顧客の心理に寄り添った空間設計が求められます。内装、照明、動線、演出などの各要素が連動し、滞在時間や追加注文に影響を与えることで売上向上に直結します。さらに、素材や照明の質感、サービスの見せ方を工夫することで、価格以上の価値を感じさせることが可能です。店舗経営において、空間は“利益を生む設計資産”であるという視点を持つことが、持続的な売上成長と競争力のある店づくりの鍵となります。

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▶ 詳しくは公式サイトへ:https://olldesign-media.com/

ABOUT ME
大西 良典
OLLDESIGN株式会社代表・大西良典。設計士として30年以上の経験を持ち、チェーンストア理論を活用した「売れる店舗づくり」の専門家です。これまでに数多くの店舗設計・施工を手がけ、実践的なノウハウと豊富な実績を有します。お客様の課題解決に寄り添い、繁盛店づくりをサポートしています。